【オンガク対談第3弾】それぞれが考える学生

学生と音楽の祭典「University Music Festa.」を主催する学生団体UMF幹部メンバーによる対談を見ることが出来るのはongacuだけ。学生の力で大規模フェスを開催する彼にとっての音楽、学生とはなんなのか。

高村:
一般的には学生っていうのは、大学生を指してて。広く定義すれば、高校生、中学生、小学生も入ってくると思うんですけど。
僕が一回生のころ、大学に入った時にすごい希望をもって入ったんです。僕の大学はそんなに偏差値が高いところではなくて、エスカレーター式で入った子達とか、希望してたところには行けなくて滑り止めで入ったような子達が、結構周りにいたんですよね。
僕自身は、普通に頑張って入れたんで、大学生活とかも思いっきり楽しもう、って感じだったんですけど。
大学入ってから色々経験していく中で、僕は外部でずっと活動してたんです。
ふと大学内部に戻ってくると、『全然面白くないわあ』とか、『もう辞めようかな』とか、『来てる意味わからんけど、とりあえず就職できたらいいやろ』みたいな子が結構周りにいてて。
でも、僕はすごい将来に対して希望をもってたんです。こっから面白いことできるなあ、とか。成り上がってやるぞっていう具合に。
同じ環境にいるのに、そうやって思ってる子達がいるっていうのが、僕はなんかすごい悲しかったんですよ。
それまで僕は、それこそサークルとかで飲み会とかしてた感じの人で色んな人と出会えてて楽しんでいました。
でも学生団体の子達に出会った時に、例えば取材とかやってるんや、とか、すごいビジネスのこと考えてるんや、なんでこんなプレゼン上手いの?めっちゃ社会問題考えるやん、っていうのに、めっちゃ衝撃受けて。
大学生でもこんなんできるんやって思たんですよね。
逆にいうと、自分で自分にリミットかけてた状態だったのを、こんなこと考えてもいいんやなっていう発想に転換できたんですよ。
自分が社会にこう変えるんだっていう発想をもってもいいんだっていうか。持つべきなんだ、って。
そこですごい希望をもらって頑張ろうと思ったら、学校ではそういう子たちがいてて。
皆んな可能性をもっているのに、そうやって自分から閉ざしてしまうって、すごいもったいないなと思ってしまったんですよね。
そう思った時に、その子たちは多分今まで成功できてなかったんかなあ、と考えました。成功というか認められてなかったのかな、と。
例えば学校で優秀な成績をちょっと頑張ってとっても、褒めてくれるひとがいなかったり、上には上がいたりして。中々、自分を認めてあげる場所がなかったんかなあ、と。
チャレンジする場所っていうのも、なんか怖くて、なんかチャレンジができなかったんじゃないかなあ、って思ってて。
周りからの目を気にして自分の可能性を閉ざすって、すごいもったいないな、と思った時に、じゃあ、そういう子たちがチャレンジできる場所を作ってあげよう、って考えてUMFを作ったっていうのは、一つの経緯としてあります。
学生っていうのがすごい可能性をもっているし、間違いなく、未来を変える子たちは、今の学生やと思うんですよ。
今の20歳辺りの子達が、これからの20年を作っていくと思うし。
高齢者がどうこう、とか言われてますけど、今一番これからを作っていくのは20の子達なので、そこを、希望を持たしてあげないと、頑張らせれる環境を作ってあげないと、これからがなくなっちゃうっていうのが思ってて。
だから僕は、学生に対して全てを投資したいなっていう風な思いをもってます。
結論でいうと、未来を作る人たちが学生なんだって、僕は思ってます。

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杉原:
そうですね。学生っていうのは、僕の感覚の中では、大学生のことを指していて。
僕ら学生ってどんな人なんやろうなあって考えた時に、可能性がある人やなって、めっちゃ思うんですよ。
その可能性っていうのは、言い換えると時間がある人やなって思うんですよ。僕の中で高校生から実感しています。
僕は1回浪人してるんですけど、高校生、浪人生、大学生となった時に、何が一番変わったって、時間に伴って、自分で選択することがすごく多くなったな、と思うんですよ。
時間がめっちゃある中で、制約もほんまになくて、大学別に行かんでいいし単位さえとれれば。っていう中で、自分がどれを選択するのかって。
そこに時間と決断という中に可能性があると思ってて。
その時間の使い方を、より楽しい方向に、もっと面白く、楽しく、幸せになれるように使うのか。
それとも、不満、不平不満を言って、現状、今ある手札の中だけで楽しむのかっていうのは、すごく決定的な違いかなって思ってます。
だからこそ、学生はもっと良くできる、楽しくできるっていう可能性がすごくある存在なんじゃないかなと思っています。
例えば、僕の周りは結構恵まれていることに、色々自分がやりたいことを見つけれて頑張れてる人も多いんですけど、中には、おもんないわあ、とか、学校辞めようかなあ、とか、っていう人もいてるんですよね。はるくんが言っていたように。
そういう人がなんでそうなんやろうなって思うと、空いた時間の使い方が、より良くしていこうと思っていない人が多いなって、すごく思ってて。
例えば、大学がおもろくないんやったら、おもんないわって文句たれるんじゃなくて、大学の外にあるイベントに行ってみる、とかあると思うんですよ。
そういう人が一見上の大学生活に不満をもっている人って結構周りに多いなって思ってて。僕の周りの中でしかないんですけど。
UMFでやってる意味っていうのは、そういう人たちにこそ来てほしいなって僕は思ってて。
大学生でも、こんな楽しそうなことやってんねんで、って。
UMFの大学生ってめっちゃ普通の子たちばっかりなので、そういう人たちでも集まって、頑張ったらこんなフェスできんねんで、っていうのを、見てほしいじゃないですけど、1個発信したいところです。
だからそういう意味でも学生は可能性を秘めてるんじゃないかなって思ってます。

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投稿者: オンガク編集部

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