次、ライブを見に行くならザ・モアイズユーにしなさい。

ザ・〇〇で始まるバンドは音楽に対する潔さを感じる。
直球勝負な感じ。

今回紹介する「ザ・モアイズユー」はそんなバンドだ。

まず、曲が良い。

「今夜だけは君のそばにいたいんだ」

人生で一回は言ってみたい。

「ねぇ、今日、俺の家来なよ」
「えー…」
「ホラー映画鑑賞会しようよ」
「だって〜…」
「今夜だけは君のそばにいたいんだ」
「…」

このセリフは言う人を選ぶ。ザ・モアイズユー
Gt/Vo 本多真央から、同じセリフを言われると僕は家に行くだろう。

ザ・モアイズユーの魅力の1つに歌詞がある。
一つ一つの歌詞は人に溶けて曲に溶けて、
スッと心に入ってくる。まるで、染みるように。

ザ・モアイズユーって、
“しっとり系”のバンドなのね?

と思ったあなた。

違う!!!!
ザ・モアイズユーはライブバンドだ!!!!!

ザ・モアイズユーの本当の魅力はライブだ。Ba/Cho 以登田豪の熱量に溢れるステージング、Dr/Cho 峰松慧の正確で、まさに音が迫ってくるかのような迫力のあるドラム。そして、Gt/Vo 本多真央の時に優しく時に激しく、愛しさと切なさと心強さのこもったボーカル。

SEが鳴り、バンドが登場。一音目を鳴らす。そこからはザ・モアイズユーのペースというかなんというか。音に包み込まれる。そして、「またライブ絶対行こっ」が生まれる。その輪は今や、全国に広がる。

 

 

 

ザ・モアイズユー、既に色々なイベントに引っ張りだこの大人気バンドだ。GOODLUCKイナズマロックフェス、ミナミホイール、見放題2018、でらロックフェスなど。

最新作「海辺の足跡」はタワーレコード新宿、名古屋、梅田など全8店舗で発売され、「花火」は梅田NU茶屋町店では異例のロングセラーを叩き出している。

そんなザ・モアイズユーは2018年の6月30日に、キャリア初となるワンマンライブを行う。6枚目のシングル、「海辺の足跡」の全国ツアーのファイナルだ。

会場はバンドが高校生の頃から通うライブハウス、SOUND HOUSE RASPBERRY。キャパシティ150人収容の小さなライブハウスだ。バンドとの距離も近い。そんなところでザ・モアイズユーの珠玉の名曲達を聴くことができるのは、もうラストチャンスな気がしている。

「ロックバンドは今日も、誰かを照らすために歌う」

暗い毎日を、明るく照らしてくれるパワーがこのバンドにはある。しかもただ明るく照らすだけじゃない。「頑張れよ」とも言わない。ただ、そばにいてくれる。

バンドが売れる沸点は確実に近い。だから、次ライブを見に行くならザ・モアイズユーがいいと思う。6月30日、ワンマンライブです。僕も行きます。

ザ・モアイズユー公式Twitter
ザ・モアイズユー公式webサイト

 

writing by モリクラヒロキ(@1997design_

モリクラヒロキ

投稿者: モリクラヒロキ

ライブハウスによくいる、20歳のデザイナー。1997design代表。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です